読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

12月19日

生理痛が重く、午前に予約していたカウンセリングをキャンセルし、大学の友人たちの卒業旅行のための話し合いもキャンセルした。白湯を飲んでもお腹が痛むので参ってしまう。大人しく鎮痛剤を飲めばよかった。昼過ぎようやく体調が良くなり、メール返信などこなす。俳句雑誌からひとつ原稿依頼をもらう、掲載は3月。Amazonで鍋を買い、コンタクトを買い、のどかと電話してから入金のためにようやく外出した。郵便局、コンビニ、スーパーへ行く。どうにもきもちが沈んで困っていたが、野菜売り場に行くと元気になった。自分が元気になるためのある種の儀式のような位置づけに料理があってほんとうに良かった。ギャンブルとか薬物なら死んでた。スーパーが最近力を入れ始めた産直コーナーでまんまと安い野菜を買う。新じゃがの季節か。クレソンと春菊迷って白和え食べたいから春菊を買った。19日だから(なんで19日だから、なんだ)いわい鶏というブランド肉が半額とのことで、買う予定だったひき肉を倍量と胸肉を買う。下仁田ねぎをリュックにぶっ刺したまま歩く。

 

誰かから手紙が来たらいいのに、と思って郵便受けを開けてはピザーラミュゼのDMにうんざりする日々だったけれど、上品な淡い赤紫色の封筒を見つけて思わず手を引っ込めた。ラブリーからだ。すぐにわかった。手紙を開くのがとても怖くて、外でたばこを吸いながら開いた。呆れられたり嫌われたりしたんじゃないかと思ってびくびくしていたけれど、とても優しくて強い手紙だった。ごめん、と思う。いろんなこと謝らなければいけない気がしている。ごめん、ごめんね、ありがとう。何度も声に出して読み返しながら泣いた。あの日以来泣いたのは二度目。一度目はももちゃんが茶柱のたったお茶と交換してくれて泣き崩れたとき。思えばもっと泣いてもいいはずなのに、ぜんぜん涙が出ていなかった。O・ヘンリーの「賢者の贈り物」が同封されていて、わたしは彼女がいればなんでも平気だ、というきもちになる。すぐにワード起こしてびっしり文章を書き、PDFにして送り返す。肩が軽くなり、強気が戻って来た。わたしに呪文をかけるのはいつだってわたしで、自分ではそれが解けない。わたしの鎖をラブリーが拳で破り、お待たせ〜と天使みたいに笑った気がした。そういう晴れやかさだった。たすかった。

 

みさきと電話しながら夜ご飯を作り、食べ終えて切る。ヨギーをたくさん流してくれた。オザケンも。好きな人から仕事終わりの写真が送られて来たので、わたしは前髪がこんなに伸びてしまいました、とスナップチャットを送る。好きな人、父親と似ている気がする。スーツかっこいいですね。

 

早起きするために眠くなる前に布団に入った。ラブリーの言葉を反芻する。

"筆記体のようなわたしの字は、すべて貴女に宛てるラブレターのためです"

わたしはたしかに愛していると思う。この同い年の女を。